骨粗鬆症

骨の働きは2つです体の支えとして、移動したり、物を投げたりするときの筋肉の支点となる働きです。もう一つは、生命活動に重要な血液中のカルシウム濃度を維持するための補給庫としての働きです。血液中のカルシウムが不足すると、骨は溶け出して吸収という現象(骨吸収)が起こります。血液中のカルシウムが充足している時は溶け出した部分は修復されます。若いときにカルシウムを充分蓄積した骨でも、女性では閉経期を境にカルシウムの蓄積と吸収の逆転現象が起こり、次第に骨が減って 骨粗鬆症が起こりやすくなります。骨粗鬆症の診断は、①脊椎のレントゲン撮影②骨密度測定が行われます。骨に含まれるカルシウムの量を数値的に知る事が出来ます 収入と支出のバランスが崩れて赤字になると骨粗鬆症となります。これらを計測することによって、治療薬の選択や効果の判定を具体的な数値で知る事が出来ます 日本の骨粗鬆症治療は世界をリードしています。専門医の適切な診断の下、一人一人に最も適した治療を受けることが出来ます